「お”はよ”お”お”お”お”お”お”!!!!」
「お”きてえ”え”え”え”え”え”!!!!」
の挨拶でお馴染みの輝夜月さん。
最近は、動画の投稿がめっきり減っていますが、歌をリリースしたり日清食品の焼きそばU.F.OとコラボしてCMに出るなど、VTuberの枠を出て活躍していますよね。
今回はそんな輝夜月さんについてまとめていこうと思います。
輝夜月の簡単プロフィール
輝夜月さんをご紹介する前に、VTuberのおさらいをしたいと思います。
VTuberとは?
VTuberとは、バーチャルYouTuberの略称で、3Dや2Dのアバターを使って動画配信をするYouTuberの事を指します。
VR元年と呼ばれた2016年にデビューした「キズナアイ」さんがVTuberを自称したことから、事実上キズナアイさんが世界初のVTuberということになります。
その後、後を追うようにして様々なVTuberがデビューしており、その総数は8000人を超えています。
株式会社pixivが開発した「VRoid」で誰もが簡単に3Dアバターを作れるようになったことから、徐々に身近な分野になってきたこと、そして生身のタレントのようなスキャンダルのリスクがないため、企業の広告塔としての需要も高まっているのでこれからさらに発展していくであろうコンテンツになります。
輝夜月って?
輝夜月さんは2017年の12月にデビューしました。
これはキズナアイさんのデビューから実に1年以上後のことです。。
VTuberには新規性が求められるため、後発は不利になる傾向があるのですが、輝夜月さんはなんと1本目の動画を上げて2週間後にチャンネル登録者数が2万人を超えるという破竹の勢いで人気を得ました。
それはまさに、輝夜月さんの他を寄せ付けない圧倒的ポテンシャルによるものです。
なんといっても、異常なまでに高いテンション!
朝でも昼でも夜でも、濁音付きの「おはよう」で挨拶します。
「首を絞められたハム太郎」とも形容される独特な声は、あっという間に視聴者を中毒にしました。
その結果、「首絞めハム太郎」「見るストロングゼロ」「コカインちゃん」という多数の愛称がつくことになりました。
現在チャンネル登録者数は100万人目前に迫っており、Twitterのフォロワー数は40万人にのぼります。
VTuberランキングでは2位の座を手に入れていて、キズナアイさん、ミライアカリさん、電脳少女シロさん、バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんことねこますさん(現在は引退)とならんで、バーチャル四天王(5人でも四天王)の1人に数えられています。
キャラクターデザインは、イラストレーターのMikaPikazo先生が担当していて、今ではキャラデのみならず、企画ごとのイラスト作成やアパレルブランド「Beyond the Moon」の展開も担っています。
血液型はクワガタ、誕生日は10月30日で現在144歳です(2019年7月現在)。
好きな食べ物はチーズで、頭の髪飾りのようなものはまさにチーズだそうです。
公式ファンクラブの名称は「LUNAfam」(LUNA familyの略)で、Twitterの公式ハッシュタグは「#輝夜月」です。
どん兵衛とのコラボ動画で炎上してた!?
元々破天荒な言動で動画投稿をしてきた輝夜月さんですが、日清食品とのコラボで「どん兵衛」の動画を作った際には度が過ぎて炎上したことがあります。
その際には、動画の公開から1週間で日清の広告が静かに姿を消し、また公式チャンネルからも当該の動画が削除されました。
その内容は、至って輝夜月さんらしい勢いのある動画なのですが、問題は東洋水産の商品である「赤いきつね」と「緑のたぬき」をバットで叩き潰すというシーン。
これは流石に過激でした。
それ以外は面白く、麺を啜るシーンは3DモデルやVTuberの新たな可能性を教えてくれただけに残念でした。
日清のCMに出演
どん兵衛の騒動はありましたが、日清食品との提携が解消されたわけではありませんでした。
2019年3月3日に、緊急記者会見と題して日清食品の焼きそばU.F.O.のCMキャラクターとして起用されることが決定した旨を放送しました。
動画内では、マキシマムザホルモンも登場し、CM曲が輝夜月さんによる「maximum the hormone II~これからの麺カタコッテリの話をしよう~」の替え歌であることが明かされました。
そのCMがこちらです。
30秒とは思えない内容の濃さ!
中毒性ばっちりで販売促進効果満載です。
日清食品の焼きそばU.F.O.公式サイトも輝夜月仕様になっています。
また、コラボはCMだけでは終わらず、なんとギネス世界記録挑戦にまで乗り出すことになりました。
成層圏からの生配信で世界記録に挑戦と題されたそれは、モンゴルを打ち上げ地として執り行われました。
カップ焼きそばにスマホを括り付けた洗練されたフォルムを持つ「U.F.O.1号」は、バルーンによって上昇し、打ち上げから35分で世界新記録を達成。
更にそこから上昇を続け、最終的には30.26kmまで到達しました。
その宣伝効果でU.F.O.が飛ぶように売れたそうです。
謝罪してない謝罪動画が話題に!
冒頭から謝罪動画を出したことがないことを謝罪するという意味不明な展開に理解が追いつきません。
そして、「しゃす。」
フラッシュの効果音は自ら声に出す、フラッシュにご注意下さいのテロップも声に出す。
そして、後輩であるピンキーポップヘップバーンさんの動画のネタをカリパクしたことを謝罪。
最後には、「かぜひくなよ!」で締めましたが、いったい何の動画だったのでしょうか。
再生回数は68万を超え高評価は2万もついています。
嫌いとの声も…その理由は?
そんな大人気な輝夜月さんですが、中には嫌いとの声もあります。
その理由を挙げてみました。
理由①:うるさい
これはもう完全に好みの問題なんですが、テンションの高さと声の大きさを騒々しく感じてしまう人がいるのでしょう。
確かに物静かな人からすれば常時叫んでいる輝夜月さんはうるさいのかもしれません。
理由②:しゃべり方が要領を得ない
これはライブ配信でよくわかるのですが、たまに話が要領を得ません。
他の出演者と会話がかみ合わなかったり、話し方自体がトロかったりします。
人によってはこれをもどかしく感じてしまうかもしれません。
理由③:投稿頻度が低い
輝夜月さんは他のVTuberに比べて圧倒的に動画投稿本数が少ないです。
ではライブ配信をしているのかというとそうでもなくて、本当に動画が少ない。
そのため、もともとファンだった人が愛想を尽かして逆にアンチになってしまうケースもあります。
輝夜月が人気の理由は?
輝夜月さんが嫌われる理由を挙げてきましたが、実際検索をかけてみると「嫌い!」という人はあまりいないようでした。
やはり大多数の人が輝夜月さんに好感を抱いてしまうんですね。
今度はその理由を挙げてみました。
理由①:元気がもらえる
とにかく元気な輝夜月さんの動画を見ていると、どんなに辛くてもつい笑いがこみ上げてきます。
そのため「動く抗うつ剤」なんていう愛称もあるようです。
実際、人生を救われたという趣旨のブログまであります。
みんなを笑顔にしたいという輝夜月さんの願いは叶っているように思います。
理由②:面白い
テンションが高いうえに言動が突飛な為、輝夜月さんの動画を見ているとギャグでなくても爆笑してしまうことが多々あります。
例えば、かの有名な「QWOP」を作ったベネット・フォディさんの新作である「Getting Over It」を実況した際には、一向に前に進めずただ発狂している姿だけを見ることになるのですが、これがひたすらに面白い!
他にも、「ストロングゼロ飲んだらこんな感じ」と題した動画は、いつもより酔っぱらっているようなテンションで、最初から最後まで意味不明なトークをするものになっていますが、本当に面白いです。
理由③:カリスマ性
上の二つの理由が内包されるような気がしないでもないですが、やっぱりそのカリスマ性が人気の秘密だと思います。
LUNA TVにタレントとして登場し、自分の歌を出して、それをワンマンライブで披露する。
バーチャルという枠にとらわれず、幅広く活躍するその姿は「かっこいい」「可愛い」と思わせ、人々を魅了します。
最後に
いかがだったでしょうか?
トラブルがなかったわけではないですが、それを乗り越えて今尚前に進んでいる輝夜月さんの力強さが伝わったでしょうか。
VTuberというくくりを逸脱して、さらにマルチに活躍することに期待したいですね。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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